連動が崩れると、何が起こるか
この連動が崩れると、次のようなことが起こります。
「強さ」だけでは説明できない部分が、
回旋の中にある。
回旋を、どう見るか
ランドマインでシャフトの速度を測定し、vitruveで速度データを、Ancoreで負荷を調整しながら、 胸椎・骨盤の回旋速度やタイミングを確認します。
| 組み合わせ | 見る項目 | 評価ポイント |
|---|---|---|
| ランドマイン | シャフトの軌道と回旋方向の出力 | 押し込む力と回旋の連動を確認する |
| vitruve | シャフト速度、平均速度、ピーク速度 | 重量が変わった時にスピードが維持できるかを確認する |
| Ancore | 負荷方向、負荷量、ケーブル抵抗 | スイング、投球に近い方向で抵抗をかける |
| 動画解析 | 胸椎、骨盤、肩甲帯、接地、タイミング | 数値と動作のズレを確認し、処方内容を修正する |
これによって見えてくるのは、ただ強く押せているかどうかではなく、体幹から末端へ力が伝わっているかどうかです。 筋力測定だけでは見えない「力の伝達」。ここを見ることが、競技動作につながるトレーニングの鍵になります。
力は、順番通りに伝わっているか
野球の動作では、下半身から始まった力が、股関節、骨盤、胸椎、肩甲帯、腕、手、そしてバットやボールへと、 順番に伝わっていきます。この連動のどこかが崩れると、末端に届くはずの力が途中で失われてしまいます。
たとえば、下半身の力は十分にあるのに、骨盤と胸椎の回旋タイミングがずれていると、 投球や打撃の出力はうまく上がりません。逆に、末端(腕や手首)だけで力を出そうとする選手は、 一時的に数値が良く見えても、繰り返しの負荷が肩や肘に集中しやすくなります。
だからこそ、回旋分析は「どこの筋力が強いか」ではなく、「力がどの順番で、どれだけロスなく伝わっているか」を見るための評価です。


